そういえば以前、長期休暇の4泊5日を車中泊で過ごすという超楽しい事をしました!
ルートはざっくり
- 神戸(スタート)
- 京都(通過:山道で鹿と遭遇)
- 福井(東尋坊。屋台のラーメンがズラーッとならぶ街を発見)
- 石川(金沢でお祭り。兼六園)
- 富山(黒部ダム)
- 長野(星めっちゃきれい)
- 群馬(草津温泉)
- 埼玉(駄菓子屋横丁)
- 東京(通過)
- 神奈川(ゴール)
こんな感じ!
神戸の自宅を出発してそのまま神奈川の実家に行く予定だったので、神戸から神奈川の一方通行。
結果、4泊5日の旅行なのに宿泊代はかからないし、好きなところに好きな時に移動(行動)できるし、好きなものを好きな場所で食べられるし、なにより車中泊ってワクワクしてめちゃめちゃ気分が良い!
そんな空前絶後の超絶おすすめの休暇の過ごし方「車中泊」をこれからしようと思っている人に向けて
- 車中泊の良いところ
- 車中泊の注意点
- 最低限必要なグッズ
- 車中泊をして、これあったら良かったなぁってグッズ(快適に過ごせるグッズ)
- 車中泊をしてみた体験記(ちょこっとだけ)
を書いていきます!
車中泊良いところ
普通の旅行と比べて費用が安く済む!
いきなりお金の話になりましたけど、旅行で一番お金がかかるのが宿泊費と言われています。
例えば4泊5日の旅行の場合、どんなにグレードの低いビジネスホテルや旅館の素泊まりでも1泊5000円と考えると4泊で20000円!
車中泊ではその浮いた費用で、少し良い食事をしたり、お土産を買ったり贅沢に過ごすことができます!
実際私も富山では海鮮丼を食べたり、金沢の金箔工芸をお土産にしたりと、普段はなかなかできないことを楽しめました。
なので、時間はあってもお金はない学生の方でも楽しむことが出来るんです!
車中泊は時間に縛られず自由に行動できる
宿という拠点を作らなくていいので、チェックインチェックアウトの時間を気にしなくて良く、その時の気分で行動できるのも魅力の一つです。
たとえば夕方の早い時間にご飯を食べて仮眠し、夜中に渋滞を回避しつつ次の目的地まで移動。
翌日の朝早くから混雑する前に観光など、計画次第ではとても快適に過ごすことが出来ます。
私は日本海沿いの道の駅に車を停めてのんびり釣りなんかをしていました。
車中泊はなにより楽しい
もうこの一言に尽きます。
車という限られたスペースに自分が必要なものがそろっていて、そこで誰にも邪魔されずに生活(寝泊り)する。
…考えただけでワクワクしませんか?
その車内は自分だけの秘密基地です。
何に縛られるでもなく自分の好きな事をして過ごすことが出来ます。
音楽を流しながらコーヒーを飲むのもいいですし、いつも通り寝っころがってスマホを見るでもいいです。
別に車内にいなくてもいいんです。
外に出て風の音や波の音を聞いてみるのもいいでしょう。
車中泊の注意点
寝床/トイレの確保が必要
車中泊の一番の注意点はこれかもしれません。
良くも悪くも宿がなく、車の中しか寝る場所がないので、車を安全にとめられる静かな場所を探さなくてはいけません。
なおかつトイレがある所。
男性だったら最悪何とかなりますが・・・
私が神戸から神奈川まで車中泊した時は主に
- 道の駅(超絶おすすめ)
- 駐車場が広いコンビニ
- 観光スポットの無料駐車場
などに止めていました。
ある程度人の気配がないと逆に不安で寝れないこともあるかもしれません。
車内が暑い/寒い
私個人的には、寒さは毛布を重ねたりすればある程度は何とかなるので問題ないと思っています。
しかし真夏の熱帯夜は別!
これは暑いのが得意なのであればうちわ、氷枕、扇風機を使えばなんとかなるでしょう。しかし私は無理です。
なので夏は一晩中冷房を付けっぱなしで寝ています。
気になるガソリンの消費量ですが、26度くらいの設定であれば一晩で一メモリくらいです。
快適な睡眠には変えられないですからね。
ただし、一晩中アイドリングしていることになるので
もしかしたら駐車しているコンビニの店員さんや、管理人の人に注意されることもあるかもしれません。わたしは経験ないですが。
車中泊できる車を選ぶ必要がある
車中泊といえば車を寝床にしますが、いざ寝るときはどこに寝るかというと、
- 運転席を倒して寝る
- 後部座席をフラットにしてそこに寝る
の2通りです。
が、運転席を倒して寝るのは私はあまりおすすめしません。
寝返りが打てないので腰が痛くなり、足も伸ばしきれないので膝も痛くなります。
と、なると必然的に後部座席をある程度フラット(平らな状態にできる)車種に限られてきます。
このような感じに寝るときだけシートを倒してそこに寝るという方法が一般的ですが、見ての通りシートの凹凸で寝心地は最悪です。
ですので、フラットにした状態でさらに折りたたみできるマットを敷くなどの工夫が必ず必要になってきます。
フラットシートにできないセダンタイプの車種はあまり車中泊にはおすすめできません。
ちなみに私はハッチバックの車で、荷台をフラットにしてそこにマットを敷いて寝ていました。
車中泊をするために最低限必要なグッズ
寝床用マット
先程注意点でも説明しましたが、いくらフルフラットのシートと言っても連結部分はゴツゴツしていて意外と気になりやすいものです。
そこで必ず必要になるのがマットレス。
普段家で使っている布団を使用するのも全然OKですがかさばるので、丸められるマットレスなんかが利便性高いです。
この↓折り畳めるマットレスなんか安くていいと思いますけど、大きくて邪魔になるかもしれません。そこはお財布とスペースと相談してください。個人的には分厚いこっちが寝心地良さそうだなぁ。
アイリスプラザ マットレス シングル 三つ折り 厚さ6cm ブラック シングル 80N
毛布
これも家にあったらそれを持っていけばいいですし、なければ安く買えるのでいっそのこと寝袋でもいいかもしれません。
寝袋って意外と安いんですね。
mofua (モフア) 毛布 プレミアムマイクロファイバー シングル ブラウン 50000106
LICLI 寝袋 冬用 -10度 コンパクト 軽量 封筒型 シュラフ 1.8kg フード付き 220cm 収納袋付き 8カラー 最低使用温度 -10度 (オレンジ)
室内用LEDランタン(明るさ調節機能付き)
車内で寝る前などに少し明かりが欲しいときなどに必要です。
車の室内灯だとバッテリーあがりが心配なので、必須です。
スマホのライトでもいいのですが、夜中につけるのは明るすぎるので、明るさ調節ができるこれが一番おすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャンプ LEDライト ランタン アンティーク 暖色 ハンマートン
PC,スマホ充電用シガーソケット インバーター
旅の必需品!困ったときのスマホ検索!
しかし充電が切れてしまってはただの文鎮です・・・
持っている人がほとんどでしょうが一応。
シガーソケット, usb 車載充電器 ソケット 3連 4USBポート ソケット, 急速充電 12V/24V車対応 LED付 オート電圧測定 スマート識別 (1つ シガーソケット)
ちなみにこれはシガーソケットからの電源をコンセントで使えるようにするインバーターというものです。
PCの充電や、真夏に室内で扇風機などを回すときには必要になってきます。
あったらあったで意外と便利。スマホも充電できます。
LVYUAN(リョクエン)小型で軽量!カーインバーター 500W シガーソケット コンセント USB 2 ポート ACコンセント 2口 車載充電器 DC12VをAC100Vに変換
外からの目隠しサンシェード、カーテン
車内でのプライバシーの確保、防犯と断熱効果も期待できます。
私は適当なタオルとかで代用しましたけど、こちらのほうが見た目や機能はいいので一応。
ナポレックス 車用 サンシェード ディズニー カーズ ブラック 汎用 DC-55
ボンフォーム 車用 シャットカーテン ブラック ミニバンリヤ5枚セット 車中泊に最適 普通車用 7901-04BK
いくつか車中泊グッズを紹介しましたが、全部揃えると結構良い金額行ってしまうので、そこは取捨選択してください。代用もできますので!
そしたら次は冒頭でも書きましたけど、神戸から神奈川まで車中泊をした体験を少しだけ書いていきます!
車中泊!神戸から神奈川!
少し前に神戸に住んでいたときのこと。
神奈川の実家へ帰省するための新幹線代(往復3万円くらいだったかな)を浮かす目的で「車で下道で帰ってみるか」と思い立ったのが始まりでした。
どうせだったら見慣れた太平洋じゃなくて日本海側で荒ぶる海を見て釣りでもしながらチンタラ帰ってくるかぁと。
ということで出発したのが5月。
太陽が沈み、日が暮れた頃でした。
神戸から京都、福井
いきなり失敗した。
日が暮れた頃に出発したので、京都という最大の魅力スポットにつくのが夜になってします・・・しかも2時間で着いてしまうので、そこから観光となると時間も微妙・・
次の朝まで待ってもいいのですが・・
べつに京都は車中泊で来なくてもまたいつか来ればいいや。
ってことでまさかの京都スルー。
そのまま北上していき京都から福井へ抜ける山道へ。
街灯も少ない道を心細く運転していると眼の前に鹿の親子が飛び出してきた!!
「うおぉ」
野生の鹿におもわず声が出てしまった。
結構近い。10mくらい先にいる。
いくら車内とはいえなんだか野生の動物というのは少し恐怖を感じた。
見つめ合ってたら鹿も逃げていった。
そしてそのまま運転すること3時間。
急に道の両端に屋台のラーメン屋がたくさん出現し始めた。
な、なんだこれ!ラーメン屋がいっぱいある!
目的地にしていたわけではないのですが、福井県の敦賀に到着。
夜中(23時くらい)なのに屋台のラーメン屋がたくさん並んでて人もたくさんいる!しかも路駐しまくり!
敦賀 ラーメン 夜中 で検索
ほう。どうやら敦賀という街は夜中の屋台ラーメンで有名らしい。
へぇー。そうだったのか。せっかくだし食べてみよう!
その時の気分で行動ができるのも車中泊旅の良いところ!
へいおまち!
味は・・・普通!
てことで晩御飯をラーメンで済ませ、午前0時。
そのまま眠くなるまで先に進み、越前岬というところに到着。
暗くてどんな場所かよくわからないけど駐車場も広いし、静かだしここで寝よう。
車の後部座席を倒し、そこにマットを敷いて就寝。
・・・
・・・
怖っ!暗くて静かな場所怖っ!
youtubeで音楽流しながら寝よう。
福井から石川
おはようございます。
!?
夜に来たときはわからなかったけどめっちゃ景色いいじゃん!
最高!腹減った!とりあえず出発!
続く。